高等遊民の雑記

30歳、無職。一念発起して音楽アルバム製作中。音楽、映画、美術、読書、その他日常の話を徒然なるままに。高等遊民の雑記。

呑気

夕方あたりから曇り始めて

今は雨もやや大降りになってきているが

午前中はとてもいい天気だった。

日差しは久しぶりだ。

出かけるまでの間だけ布団を干した。

 

今日もし晴れたら

ジョギングをしようと決めていた。

妹に腹が出てきたと指摘されたことが大きい。

仕事を辞めて、楽曲制作に力を入れ始めてから

それ以外のことに時間を多く割くのはやめようと決めた。

だからこれまで休日のルーティンワークだったジョギングは

しばらく取りやめていたのだが

デモテープも作り終え

ギターもベースも弟が弾くことになって

自分の役割が減ったら

時間を持て余すようになってしまった。

 

ならばやはり運動をしたり勉強をしたり

生産的なことをしようと思った。

そこでタイミングを見計らって

ジョギングを再開したというわけだ。

 

行きつけの公園はいつもより人が多かった。

みんな久々の陽気が嬉しいのだろう。

何の必要があるのか知らないが

熱心に野草の写真など撮っている。

邪魔にならないように走り抜ける。

 

いつものルートは4キロくらいで

ぼくには十分な負荷だ。

久々だったが走り終えた。

少し太ももに筋肉痛の予感がある。

 

気分がよくなって

銭湯でアカスリをした。

他人に身体を洗ってもらうなんて

王様みたいなだなと前は思っていたが

大人しくゴソゴソと代謝物を剥ぎ取られるのは

王様というよりは羊に近い心持ちだと考え直した。

 

そのあと少し昼寝して

スタジオでアレンジの確認をして

帰ってきた。

夏目漱石の『こころ』を読み始めた。

部屋のBGMは

ニック・ドレイクの『ピンクムーン』か

デイビー・グレアムの『ザ・ギター・プレイヤー』

を流している。

アカスリして、夏目漱石を読んで

昔のギターアルバムを聴いている。

何だか隠居したような気分だ。

情熱を持って退社したくせに

呑気なものである。