マッチボックス非活動日誌

ロックバンド、マッチボックスの公式ブログ。中身は日記です。軽めの読後感をお届け。

ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄

ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄』(中山康樹著)読了。

確かな取材を元に

ビル・エヴァンスの生涯を淡々と綴った評伝。

ドラッグを買うためいつも貧乏だった若手時代

常に自分を高めてくれるようなバンドメンバーを求めたこと

父の死、バンドメンバーの死、恋人の死、兄の死

そしてドラッグのオーバードーズによって迫る自らの死

安定することのない生活、精神衛生の中

ピアノに支えられるように生きていた

天才ミュージシャンの話。

ビル・エヴァンス入門書としてもオススメ。

これを書いているぼくが

ビル・エヴァンスを好きになるきっかけになったように。

 

今日も天気のいい土曜日で

向かいの家の女の子がヘルメットを被り

お母さんに付き添われ

自転車の補助輪を外して乗る練習をしていた。

ヘルメットを被るところに

お母さんの優しさと

女の子の素直さが見れてよかった。

早くひとりで乗れるようになるといいなと思う。

 

上記の本は父の物で

ぼくが物置掃除中発見したものを読んだのだが

父はあまり内容を覚えていなかった。

今日父の飲み会の送迎をするとき

その話題になって

読んだけれど、内容を忘れてしまった本は

読んだことになるのだろうか、という

難しい話をした。

 

ぼくもそれを気にして

しばらく読書ノートをつけていたのだけれど

ここ半年ほどサボっている。

というのもあまり読み返しもしなかったからだ。

字が汚いのが悪いのかもしれない。

やはりせっかく読んだのなら

あらすじは覚えていたいし

印象に残ったシーンくらい

メモしておきたい。

もう一度ノートを作ろうか検討中。

 

しかし例え内容を忘れようとも

それでもその本を読んだことは

自らの血肉になるとは思う。

知らないうちに考え方や

語彙力に影響を及ぼしているはずだ。

そう願いたいだけかもしれないけれど。

これまで読んだ本のことは

大半忘れてしまったが

その本たちを読んでいなかったら

今の自分があるかどうかは疑問である。

もっと大したことは考えられない人だったかもしれないし

こんなにうじうじ悩む人でもなかったかもしれない。

少なくともビル・エヴァンスのことを

好きにはなっていないだろう。

 

インプットだけでは

記憶は残りにくく

アウトプットもすることで

定着していく、というのは

よく聞く話なので

せっかく読んだ本は

ノートにつけて

ブログにも残すようにしよう、なるべく。